ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

医療用コルセット

腰を再び痛めて1週間。医師から指示されて医療用のコルセットを装着して過ごしていますが、結構な煩わしさですねこれ。マジックテープとゴムできつく締める、言わば固定帯。背中の所には背骨を挟むように金属のプレートが仕込まれている。痛まない為の姿勢強制なので仕方ないけれど、身体の可動域は制限されるし何より暑い。地肌に触れないようにインナーの着用が必須となり、更にそれをボトムスにインしていなければならない。平日ならインするのはいつものことでも、休日の私服ですらそれが強いられるのは割と大変でした。

 

おかげさまで直後の2~3日はだいぶ助けられた感がありますが、新たに気付いたことも。この固定帯、身体が外側に向けて動く時は押さえ込んでくれる一方で、内側に向けた動きには意外と弱い。私の主な問題が反り腰だったので、内側もとい前方向へ身体が動くと、固定帯をあっけなくかいくぐってしまうのです。だからでしょうか、腰痛治療にはこれを装着することもさることながら、自身で理性的に正しい姿勢をモニタリングし続けることも重要だったのだと思い知らされました。反った状態を身体がデフォルトと認識しているせいで「何が正しい姿勢か」を見つけるのがまた難しい難しい。でも結局はこれを私が見つけ出さねばなりません。腹筋に僅かながら力が入った状態……だっけ。頑張ろう。

 

あと、医療用コルセットは長いこと装着し続けるのもあまり好ましくないのだとか。固定に頼っていると姿勢維持に必要な筋肉が育たないそうですね。医師に確認しようと思いますが、尤もな話で。